コロナで客足が途絶えたことで家電量販店を退職し、介護業界に転職した30代男性
このページでは、家電量販店の販売員から介護スタッフに転職された方の体験談をご紹介します。コロナがきっかけで業績が悪化し、プレッシャーによって体を崩してしまったという男性のエピソードをご覧ください。
回答者情報
- 30代男性/2020年に転職
- 正社員→正社員
- 家電量販店→介護
- 年収230万円→200万円
もともとは家電量販店で販売の業務を行っていた
ーーもともとどのような仕事をされていたのか教えてください。
私はいまの転職前に家電量販店で販売員として働いていました。毎日朝早くから夜遅くまで販売現場に立ち、お客様に商品の案内・営業をする仕事を約10年継続していました。
ーー転職をしようと思った理由・きっかけは何だったんですか?
コロナです。
コロナによって外出するお客様がかなり減ってきてしまい、いろいろと試行錯誤しながらやっていましたが、上層部からのプレッシャーがきつく、体が疲れてしまって、これ以上続けるのは難しいと思い転職を決めました。
当たり前ですが、販売業はお客様が来てくれない事には始まらないので、私一人がどうこうしたところでどうにもなりませんでした。
なかなかうまくいかなかった転職活動
ーーどのように転職活動を進めていったのか、教えてください。
まずはハローワークへ行きまして求人をみたりしましたが、なかなかピンとくる求人が見つかりませんでした。
そこで自ら転職サイトに登録し、いくつか選考に参加してみたものの、結果はすべて不採用。途方に暮れていたのですが、区役所にて就職相談会のイベントをやっていたので、参加してみたところ介護職であれば比較的採用されやすいというアドバイスを受けたので、介護職を中心に応募をしてみました。
すると、応募した企業のうち一社から内定をいただくことができました。
転職活動を振り返ってみて
ーーいま現在、どのようなお仕事をされているんですか?
高齢者の代わりに掃除をしたり買い物へ行ったりするといった業務をしています。介護という仕事であれば、コロナの影響が長引いても安定して収入を得られると思うので、安心して働くことができています。
ーー改めて転職活動を振り返ってみて、「もっとこうすればよかった」と感じることはありますか?
最初あまり深く考えずに動いてしまい、なかなか内定が出ずに苦しんでいた時期がありました。そのため、もう少しだれかに相談してみてから決めればよかったなと思います。私の場合は役所の方に相談したら、とてもスムーズに転職活動が進んだので。
ーー本日はありがとうございました!