コロナで契約を解除…空港での仕事から販売員に転職した30代女性

このページでは、空港でのお仕事から販売スタッフに転職された方の体験談をご紹介します。コロナがきっかけで契約を打ち切られてしまい、転職を決意したという彼女のエピソードをご覧ください。

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ーーもともとどのような仕事をされていたのか教えてください。

空港での両替の窓口対応の仕事をしていました。またその他にも空港が混雑している時に並ぶ場所を指示したりと、臨機応変に仕事をしていました。

主に日本の方よりも、外国人の方を対象に業務を行っていましたので、対応は大変でしたが、いろいろなやりとりが出来るので、毎日がとても新鮮で楽しかったです。語学力も最初と比べるとつくので、今後はもっと勉強をして海外の方とお話できるようになりたいと思っていました。

ーー転職をしようと思った理由・きっかけは何だったんですか？

コロナのせいで海外に行く方、海外から来られる方が一気に減ったため、仕事がなくなってしまったことがきっかけです。私を含めた契約社員は例外なく順番に契約を切られてしまいました。ただまたコロナが落ち着いたら戻れる環境を作りたいとの会社の意向でしたので、私はいずれは前の職場に戻りたいと思っています。

ーーどのように転職活動を進めていったのか、教えてください。

外国人を対象とした職種はいずれも採用がストップになってしまったため、某転職サイトに登録し、販売系の仕事に片っ端から応募していきました。30社ほど応募し、選考を受けていきましたが、ドラッグストアの販売員の仕事で最初に内定をいただけたので、契約社員として内定を承諾することにしました。

ーーいま現在、どのようなお仕事をされているんですか？

ドラッグストアで販売員として働いています。いまは主に商品出しやレジ対応といった簡単な業務を行っています。接客も少しはありますが、以前も対面での対応をしていたので特に問題なく働けています。ただ先ほどもお伝えしたように、またコロナが落ち着いたら元の空港での仕事に戻りたいと思っています。

ーー改めて転職活動を振り返ってみて、「もっとこうすればよかった」と感じることはありますか？

特にはないです。今回は仕事を失うと分かってからの行動でしたが、突然の出来事の割にはスムーズに転職まで進めたと思っています。コロナが落ち着いたら以前の職場に戻ることを前提にしているため、年収を下げた形でオファーを受けたことが成功の要因だったのかもしれません。

ーー本日は貴重なお話ありがとうございました！