コロナで旅行会社から美容業界へキャリアチェンジした30代女性

このページでは、旅行会社から美容業界に転職された方の体験談をご紹介します。コロナがきっかけで手当てが減ってしまい、転職を決意したという彼女のエピソードをご覧ください。

回答者情報

  • 30代女性/2020年に転職
  • 正社員から正社員
  • 旅行会社→スキンケアブランド・販売員
  • 340万円から300万円

もともとは旅行会社で働いていた

ーーもともとどのような仕事をされていたのか教えてください。

旅行会社の店舗にて、海外旅行のカウンター営業(主にパッケージツアーや航空券、ホテルのみを扱う個人旅行の手配、旅行保険加入のご案内、旅行保険が付帯されたクレジットカードのご入会案内、外貨販売)や電話対応を経験したのち、サポートセンターにて請求書作成、JR・船車券・航空券の発券やなどを含めた旅程表作成や、店舗での契約後の変更等を承るコールセンター業務を行いました。コールセンターでは、旅行先でのトラブル時、台風・自然災害発生時の対応の窓口ともなりました。その後、法人事業部にて会計や庶務などのコーポレート系の仕事にも携わりました。

ーー転職をしようと思った理由・きっかけは何だったんですか?

もともと出産を機に、育休をいただいていたのですが、復帰が決まったタイミングでコロナが流行りだし、業界全体的に旅行のキャンセルや業務自体を休業するといった声が聞こえ始めたため、急いで転職活動を始めました。同僚もみな転職活動をしているようでした。

転職活動の進め方は?

ーーどのように転職活動を進めていったのか、教えてください。

もともと好きだったスキンケアブランドがあったのですが、ふとそのブランドの求人情報を見ていたところ、募集をしていたので、応募してみたら、一発で合格をすることができました。入社後に聞いたところ、ちょうど欠員が出たタイミングだったそうで、とても運がよかったです。

転職活動を振り返ってみて

ーーいま現在、どのようなお仕事をされているんですか?

美容業界に転職し、都内の百貨店にてスキンケアや健康志向アイテムを販売する仕事に就いています。カウンセリングを含む接客販売だけでなく、店舗の開け・閉め作業、商品の納品、品出し、メンテナンス、レジ業務といった一連の流れを、1~2人で行っています。化粧品やスキンケアに関する知識を身に付けなければならないため、勤務時間外での勉強も必要ですが、あこがれていたこともあり、とても楽しみながら働いています。

ーー改めて転職活動を振り返ってみて、「もっとこうすればよかった」と感じることはありますか?

今回はコロナという事情があったので仕方のない部分もありますが、もう少しもう少し余裕をもって、次の仕事を決めてから退職を決められたら、もっと広い視野で会社選びができたかもしれません。ただ私の場合は、あこがれていたブランドの会社に入ることができたので、とても満足しています。もし通常の転職活動をするのであれば、転職するかもしれない会社の勤務形態、年収、福利厚生などを確認してから転職することをお勧めします。

ーーいい転職先に出会えたようでよかったです。本日はありがとうございました!