コロナウイルス拡大の影響で飲食店のスタッフから歯科助手へキャリアチェンジした20代女性

このページでは、飲食店のスタッフから歯科助手に転職された方の体験談をご紹介します。コロナがきっかけで勤めていた飲食店の売上が激減し、転職を決意したという彼女のエピソードをご覧ください。

回答者情報

ーーもともとどのような仕事をされていたのか教えてください。

転職前は飲食店で働いていました。アルバイトやパートの方のシフトの状況に合わせて勤務場所は変わるのですが、仕事内容はホールで提供やオーダーをとる業務が中心です。ホールの人数が多いときは、キッチンで仕込みをしたりつくったりすることもありました。

ーー転職をしようと思った理由・きっかけは何だったんですか？

コロナウイルスですね。コロナによって飲食店を利用するお客様が減り、売り上げがかなりゲキ落ちしたため「これではやばい」と今後が不安になりました。もちろん、給料もかなり減りました。もともと体力的にもきつくなってきて辞めたいと思っていたこともあり、コロナと相まって転職することにしました。

ーーどのように転職活動を進めていったのか、教えてください。

転職活動は、もしつぎが見つからなかったときが不安だったので飲食店に在籍しながら行いました。

まず転職エージェントのサイトを登録し、面談をしたのですが、未経験を積極採用しているポジションが少なく、転職サイトに切り替えました。そして、気になる会社をピックアップし、応募していきました。すると数社から連絡があったので、選考に参加したところ、内定をいただくことができました。

ーーいま現在、どのようなお仕事をされているんですか？

転職後の仕事は、前職とは全然違い、歯医者の受付と歯科助手です。受付で電話やお会計、アポイントをとったり事務的なことをしつつ、歯科助手として先生のそばで治療の補助としてバキュームをもったり、道具のセットをしたり、補綴物の説明を行ったり、といった業務を行います。

ーー改めて転職活動を振り返ってみて、「もっとこうすればよかった」と感じることはありますか？

やはり、給料は考慮すべきだなと感じました。仕事的には楽しいですし、さまざまなことを学べていいのですが、お給料がすくないとモチベーションが下がってしまいます。前職も現職も年収が上がることが望めない環境でしたので、次に転職する際は昇給が望める会社を選びたいと考えています。

ーー本日はお話をお聞かせいただき、ありがとうございました！