コロナで旅行会社から運送会社に転職したドライバーの男性(30代)
このページでは、旅行会社から運送会社の運転手に転職された方の体験談をご紹介します。コロナがきっかけで手当てが減ってしまい、転職を決意したという男性のエピソードをご覧ください。
回答者情報
- 30代男性/2021年に転職
- 正社員から正社員
- 旅行会社・運転手→運送会社・運転手
- 400万から450万
もともとは旅行会社で運転手として働いていた
ーーもともとどのような仕事をされていたのか教えてください。
旅行会社で運転手として働いていました。出発から休憩場所を経て目的地にお客様を安全に運ぶ仕事です。
体調管理がとても難しく、休みの時も飲食に気をつけなければいけないし、お酒も思うタイミングで飲めません。睡眠もしっかりとならければならないと危ないので、休みの日でも休みじゃないような感覚でした。
よくトラックドライバーと一緒にされますが、お客さんと荷物では気分が全然ちがいます。少し運転が荒いだけでクレームがつくこともあるので、常に神経をとがらせながら運転をしないといけません。なかなかハードな仕事です。
ーー転職をしようと思った理由・きっかけは何だったんですか?
コロナウイルスです。コロナの影響で仕事が減ってしまいました。もともとストレスを抱えながら働いていたこともあり、このまま年収も下がっていくならいっそのこと仕事を変えようと思い、転職することにしました。
転職活動の進め方は?
ーーどのように転職活動を進めていったのか、教えてください。
地元のちょっとした集まりに参加してみたところ、後輩がトラックの運転手をしていると聞いたので話を聞くことにしました。詳細を聞くと、待遇もいいし保険関係もしっかりしていたし、荷物も冷凍物や生物じゃない(冷凍物や生物を運ぶ場合、時間厳守で過ぎたら買取や罰金がある会社もあるそうです)ので、そこまで気を張らずに運転ができそうだと思ったので、選考を受けることにしました。すると、これまで経験があった点も評価され、内定に至りました。
転職活動を振り返ってみて
ーー新しい仕事に対してどのように感じていますか?
旅行会社はコロナで仕事もなくなり、収入もなくなり、いつ解雇されるかわからん不安な状態でしたが、いまの運送会社に転職したら毎日仕事があって忙しいですが、充実しています。
大雑把にスケジュールは管理されますが、基本的に自分のペースで休憩や休みもできる点はとてもいいです。旅行会社では時間がきっちりきまっていましたので、落ち着かなかったです。
ーー改めて転職活動を振り返ってみて、「もっとこうすればよかった」と感じることはありますか?
比較的スムーズに転職できたこともあり、特にないです。
今はトラックですけど三年たてばトレーラに昇格できるみたいなので、そこを目指して頑張ります。
トレーラーは技術はいるけど体力面が楽みたいです。「簡単に背中を切り離して完了。またくっつけて完了」と、トラックとは使う体力が全くちがうようです。今後も今の会社で頑張っていきたいです。
ーーいい転職先に出会えたようでよかったです。本日はありがとうございました!